こんにちわ!シンドロームで女性の接客研修トレーナーのRANです。周囲の女の子たちには「師匠」と呼ばれています。
さて今回は、風俗嬢が仕事に対して「達成感」や「面白い」といった気持ちが訪れる瞬間についてお話していきましょう。
どんな仕事に就いたとしてもこれらの気持ちは抱くとは思います。しかし、風俗だからこその達成感や面白さがあることをここでお伝えしますね。
風俗のお仕事は“肉体労働”だと感じたことはありませんか。
そんな風に感じながらのお仕事は辛く、面白くもありませんよね。しかしちょっとお仕事に取り組む姿勢や意識を変えることで達成感のある面白いお仕事になりますよ。
今回はそんなお話です。
■病んでいく風俗嬢
風俗のお仕事は普通にOLなどをしているよりもお金を稼ぐことが可能です。しかしお金をしっかりと稼いでいても病んでいく風俗嬢を見かけたことはありませんか。
眠剤を飲まなければ眠れない、精神安定剤を飲まなければ仕事に取り組めない。
仕事が終わればお酒を飲んで気分を紛らわすなんて行為も病んでいく特徴です。
精神が病んでいってしまう理由の一つが仕事に対する意識と取り組み方です。
前回「実録!売れる概念を疑わない風俗嬢の 災難!~性病よりも怖い病気」でもお話しましたが、風俗での「受け身」に対して本心ではしたくないと思っているけれど、やらなければいけないと思って、我慢して我慢して気持ちを無にして働いている風俗嬢のタイプが病んでしまうことが多いようです。
こうしたタイプの風俗嬢は我慢をして「受け身」をすることでお客様は満足してくれると思い込んでいます。
お客様を満足させたい!と思うことは素晴らしいことです。しかしその思い込みで仕事に取り組むと、嫌な気持ちをいつまでも抱えいつか精神的にも安定しなくなってきてしまいます。
■「不思議だ。俺は普段はSなのにあなたといるとMの気持ちがとてもわかる」
私がヘルスで働きだしたまもなく、他店から移籍してきた風俗嬢とよく話をするようになりました。この風俗嬢は私と年も近くすぐに打ち解けて話をよくするようになりました。
ある日いつもと同じようにその風俗嬢と話をしている時にびっくりする話を聞いたのです。
それは働いていたヘルス近辺では有名な「とても乱暴でプレイが激しく」泣いてしまう風俗嬢もいると噂されているお客様が、M性感にはまっているというのです。
…M性感って女の子が一方的に責めるプレイをするところだよね、えっ!あのお客様がまさか?
と思ったのと同時に「男性は女性を受け身にさせて責めて喜ぶもの」だという私の考えが変わっていくことを感じました。
そこから私は「男性を一方的に責めるプレイ」にはまったのです。
ここから私は私にしかできないテクニックを身につけたいと思い、自分で考え抜いたものを実際にお客様に試しながら研究を始めました。
自分が主導権を握りお客様をコントロールし、支配下におく。
私が責めるとお客様は声を出し、大きくよがる。
どんどんと、男性は女性よりも強いものなのだという意識が薄れていきました。価値観がガラッと変わったのです。
そんなある日、ある指名をしてくれたお客様にこんなことを言われたのです。
「僕は本当は女の子を攻めたいS気質なんだけど、RANさんに相手をしてもらって初めてMの気持ちがわかった。めちゃくちゃ気持ちよくて我慢できなくなるよ」
私が研究をし様々なことを試し、上達したテクニックが認められた瞬間でした。
もうそれは感激で、嬉しさが込み上げてきた感動は今でも忘れられません。
私だからという特別に感じてくれるプレイをもっと経験したいとも思いました。
もっと深いところまで知りたい、そして今後の成長のために余った時間に色々と話を聞くことができました。
そのお客様、良く観察していただいていて、私の雰囲気やもちろんテクニックについても、そしてお客様がだす反応をきちんと汲み取ってくれているといったお褒めのお言葉をいただく中でふとこんなことを伝えてくださいました。
「上手なテクニックを持つ女性に相手をしてもらえたら、1秒でも多くたくさん感じていたいんだ。だから自分が攻めている時間がもったいよね」
こんな何気なく発せられた言葉に衝撃を受けたのです。
プレイが上達し、テクニックを磨けば、男性は「受け身」になるということに。
上述した「風俗のお仕事で病むタイプ」はまさしく私の過去そのものです。
風俗嬢は「受け身」をして当たり前だと思っていました。何よりお客様には「受け身」をすることで満足してもらえるとも思っていました。
なぜならそれが「男性の快楽」だと信じて疑わなかったから。
それでも私の根底には、何かが違うとわずかに感じていた部分があり、どこかで「受け身」に対して抵抗感を持っていたからこそM性感にはまっているお客様の話を聞いた時にひらめきがあったのでしょう。
そして攻めるテクニックを磨くことで確信をしました。お客様が風俗嬢に求めている以上の快楽を与えることで風俗嬢が受け身になる必要がないどころか、お客様が受け身に転じることに。
それから、テクニックに磨きをかけるためにあれやこれやと試行錯誤をそれまで以上に繰り返しました。
実際にテクニックが上達するにつれて私が「受け身」を嫌だと拒否したわけでもないのに、私に指1本触れず、それでもお客様は満足して帰られるようになったのです。
お客様の反応が良くなればなるほど私の実力とともに稼ぎ額もうなぎ登りに増えていったのです。
■仕事を楽しいと思うようになるためには
風俗で働くことによってお金は稼げるけれど、精神を崩壊させていたのではあまりに自分が可哀想です。
仕事をすることが辛い、仕事に行くことさえ辛いと思っている人が仕事を楽しいと思えるようになる為には、その「辛い」という感情をどれだけ排除できるかだと思います。
私はテクニックを上達させ、お客様を上手くコントロールすることで「受け身」を全くしなくなってからはとても仕事を楽しいと思えるようになりました。
態度の大きなお客様をまるで飼い慣らした猫のように「クーン」と言わせた時には何とも言えない達成感を感じることができました。
私のテクニック以外ではイクことができないと言っていただけるとそれはそれは優越感にも浸るものがあります。
ここで初めて「楽しい」という感情が沸き起こります。
一人のお客様をどれだけ自分の虜にさせるかという大きなプロジェクトだと考えると分かりやすいでしょうか。
このプロジェクトの条件は、いかに攻めだけでお客様を満足させるかです。
相手の要求も言わさぬままに、恍惚な表情を引き出せるかです。
どんな仕事でも達成感があってこそ充実した思いを抱けるのですよ。
そして何よりも、これらは日々自分が成長をしていく様さえも手に取るように分かります。
自分自身で選んだ風俗という仕事に誇りを持ちましょう 。
「辛い」、「楽しくない」、「嫌で仕方ない」なんて思いを捨てる努力が重要なのです。
そのためには、テクニックを磨くことも一つの手段になるのですよ。
そして今現在、そんなプレイを一から女性が研究をしなくても実践できるようにする、私のこのトレーナーというお仕事の使命です。
見た目はイカツイのに、女の子のように声を出してよがる男性は可愛いものですよ(笑)